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#123 台湾で、感覚がひらいていく理由

  • 3月31日
  • 読了時間: 3分


旅先で感じるものは、単なる“情報”ではなく、




その土地が持つ「価値観」そのものだと思っています。




今回台湾に滞在して改めて感じたのは、




センスとは生まれ持ったものではなく、




どんな環境に触れているかで磨かれていくものだということでした。







今回オフラインイベントで訪れたのは、台湾の台南。




そんなタイムリーに感じたことを綴ろうかと思います・・・・✍️




台湾には、日本ともヨーロッパとも違う、




独特の“柔らかさ”と“強さ”が共存しています。





その中に身を置いたとき、自分の中の感覚が少しずつ整っていくのを感じました。





今回は、「台湾とセンス」というテーマで、3つの視点からお話ししていきます。




1|不完全さを許す、美しさの感覚






台湾の街を歩いていると、完璧に整えられていない風景が多くあります。





少し色褪せた看板、無造作に置かれた椅子、統一されていない建物の外観。





一見すると“整っていない”ように見えるのに、なぜか全体として調和しているのです。





これは、日本の「きちんと整える美しさ」とは違い、





“不完全さを含めて成立する美しさ”だと感じました。





センスがある人というのは、すべてをコントロールする人ではなく、





余白や揺らぎを許容できる人なのかもしれません。






少し崩れていても成立するバランス。そこに気づけるかどうかで、





見える世界は大きく変わるのだと思います。




2|人との距離感がつくる、心地よさ





台湾で印象的だったのは、人との距離感です。






フレンドリーでありながら、踏み込みすぎない絶妙なバランス。





お店の方とのやり取りも、どこか柔らかくて、




あたたかいのに、無理に近づこうとはしてこない。





この距離感が、空間全体の心地よさを生み出していると感じました。





センスというと、ファッションやデザインに目が向きがちですが、




実はこうした“人との関係性の取り方”にも現れるものです。





どこまで近づくか。どこで一歩引くか。





その判断の積み重ねが、その人の“品”や“空気感”をつくっているのだと思います。





台湾のこの感覚は、とても自然で、無理がなく、心地よく人と関わるヒントをくれるものでした。




3|五感を開くことで、センスは育つ。





台湾にいると、自然と五感がひらいていく感覚があります。





香りの強い食べ物、色彩豊かな市場、街に流れる音、湿度を含んだ空気。





すべてがダイレクトに身体に入ってくる環境です。






普段の生活では、無意識のうちに情報を遮断し、




“効率よく過ごすこと”を優先しがちです。





しかし、センスを磨くということは、




むしろその逆で、どれだけ丁寧に感じ取れるかなのだと思います。





台湾では、意識せずともその状態に自然と導かれていきます。





何か特別なことをしなくても、ただその場にいるだけで、感覚が少しずつ研ぎ澄まされていく。





この環境そのものが、センスを育てる土壌になっていると感じました。




まとめ|センスとは「どう在るか」





台湾での時間を通して感じたのは、




センスとは、特別な才能や技術ではなく、日々の“在り方”の積み重ねであるということでした。





完璧を求めすぎないこと。


人との距離感を大切にすること。


五感をひらいて、丁寧に感じること。




その一つ一つが、結果として“センスのある人”をつくっていくのだと思います。




情報が溢れる今の時代だからこそ、




何を取り入れるかよりも、どう感じ、どう選ぶかが重要になっています。




台湾での体験は、その感覚を思い出させてくれる時間でした。




これからも、自分の感覚に正直でいられるように、意識的に“整える時間”を持ち続けたいと思います。

 
 
 

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