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#136 キャリアの棚卸し「頑張りの方向性を確認する」

7月14日
読了時間: 4分


忙しいからこそ、立ち止まる



「忙しくて、将来のこと考えてる余裕ない」


そう思う時こそ、実は一度立ち止まった方がいいタイミングだったりします。


忙しさの中で頑張り続けていると、いつの間にか「何のために頑張っているのか」が見えなくなってくることがあります。


方向性がズレたまま走り続けると、頑張っているのに満たされない、というモヤモヤにつながりやすいんです。



先週は「お金の使い方のクセ」を棚卸ししました。


今週は、その延長線上にある「キャリア・働き方の棚卸し」です。



忙しい人ほど後回しにしがちなテーマだからこそ、今週は立ち止まって向き合ってみましょう。




1 | なぜ「やりたいこと」から考えるとうまくいかないのか



「やりたいことは何?」と聞かれても、すぐに答えられる人は多くありません。


理由はシンプルで、日々の忙しさの中では「やりたいこと」を考える余白そのものが失われているから。


無理に絞り出そうとしても、漠然とした答えしか出てこないことがほとんどです。


そこでおすすめしたいのが、逆から考える方法です。




2 | 逆質問ワーク:「もう一度やりたくないこと」から考える



やりたいことではなく、まず「もう一度はやりたくないこと」を3つ書き出してみてください。



書き出す例


・毎日同じ内容の単純作業を繰り返す仕事


・意見を言っても誰にも聞いてもらえない環境


・終わりの見えない残業が当たり前になっている働き方


などなど。



過去の仕事や案件、人間関係の中で「あれはもう無理」と感じた経験は、

誰にでも一つはあるはずです。


それを言語化するだけで構いません。



3つ書けたら、それぞれの反対側を考えてみましょう。


「単純作業の繰り返しがつらかった」なら、「変化や裁量のある仕事がしたい」。


「意見を聞いてもらえない環境がつらかった」なら、「意見を尊重してもらえる関係性で働きたい」。



こうして、避けたいことの裏側から、本当に求めている条件が見えてきます




3 | 消耗ポイントを軸ごとに言語化する



「なんとなく疲れる」という感覚を、そのままにしないことも大切です。


軸を分けて書き出すと、原因がぼやけたまま終わらなくなります。



軸1:人間関係


誰といるときにエネルギーを消耗するか。


特定の人なのか、特定の関わり方(報連相の多さ、距離感の近さなど)なのかを分けて考えてみましょう。




軸2:業務内容


どのタスクが一番エネルギーを吸われるか。


逆に、時間を忘れて没頭できるタスクは何か。


両方書き出すと、対比で見えやすくなります。




軸3:働く時間帯


朝型か夜型か。


今の働く時間の使い方は、自分の集中力の波に合っているか。


時間帯のミスマッチは、意外と見過ごされがちな消耗ポイントです。



軸を分けて書くだけで、「なんとなく疲れる」が「この軸のこの部分が原因だ」と、輪郭のあるものに変わっていきます。




4 | 今日からできるアクション:増やす1つ・減らす1つ



ここまでの気づきを踏まえて、最後はシンプルなフォーマットに落とし込みます。


下半期に向けて、それぞれ1つだけ書き出してください


増やしたいこと:

(例)裁量を持って進められる仕事の割合


減らしたいこと:

(例)意見が通らない場での消耗


欲張らないのがコツです。


増やすことも減らすことも、1つずつに絞ることで、実行可能なレベルまでハードルが下がります。


あれもこれもと書き出すと、結局どれも実行されないまま下半期が終わってしまいがちです。



今週のアクション


紙、もしくはスマホのメモに「増やす1つ」「減らす1つ」を書くだけ。


書いたら、目につく場所に置くか保存しておいて、下半期が始まる前にもう一度見返してみてください。


頑張りの方向性は、一度決めたら終わりではなく、こうして定期的に確認し直すことで、ズレを早めに軌道修正できます。




今週のまとめ


  • 「やりたいこと」より先に「もうやりたくないこと」から考える


  • 消耗ポイントは人間関係・業務内容・働く時間帯の軸で分けて言語化する


  • 下半期に向けて、増やすこと・減らすことをそれぞれ1つだけ決める


  • 書いたものを保存して、下半期前にもう一度見返す



来週は、今週見えてきた方向性をもとに「小さく始める副業・スキルアップ」について一緒に考えていきます。


まずは今日、紙かメモに1行書いてみてくださいね。



頑張ることは大切ですが、その頑張りが正しい方向を向いているかを確認することも、同じくらい大切です。


忙しい今だからこそ、少しだけ立ち止まってみましょう。

 
 
 

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