top of page

#140 センスのある人が、こっそりやっている見極め方

8月11日
読了時間: 4分

前回のマガジンでは、「気づく」に注目しました。


今回はその続き、「見極める」というテーマでお話しします。



日々、丁寧に頑張っているのに、ふとした瞬間に


「あれ、私、本当にこれで満たされてるんだっけ?」


という小さな違和感を覚えたことはありませんか。



それは決してあなたの頑張りが足りないからではなく、


"充実感"というものの測り方が、いつのまにか自分ではない誰かの物差しにすり替わっているサインかもしれません。




1 | 気づいたら"誰かの基準"で選んでいた、という話



丁寧な暮らし


キラキラした休日


みんなが楽しそうにしているスケジュール



SNSを開けば、素敵な景色があふれています。



それらを見て


「私も頑張らなきゃ」


「こういう時間を過ごすのが正解なんだ」


と知らず知らずのうちに感じてしまうのは、とても自然なことです。



頑張り屋さんであるほど、この"良さそうなもの"を吸収するスピードも早く、気づかないうちにたくさん取り入れてしまいます。



そんなときこそ、少しだけ自分に聞いてみたいのが、


「これは自分がいいと思っているから」なのか、


それとも「良さそうに見えるから」なのか、という視点です。



この二つは似ているようで、実はまったく別の場所から生まれています。


前者は自分の内側から、後者は誰かの視線から。



どちらも大切な感覚ですが、後者だけが積み重なっていくと、頑張っているのに満たされない、という不思議な感覚につながっていくことがあります。




2 | SNSを見るほど、自分の"好き"がわからなくなる理由



比較そのものは、決して悪いことではありません。


誰かの投稿を見て「素敵だな」と思う気持ちは、感性が動いている証拠でもあります。



ただ、その感じた"素敵だな"を、そのまま自分の生活に置き換えてみようとすると、なんとなくフィットしないこともあるかもしれません。



たとえば、朝活をしている人を見て「私も朝活しなきゃ」と思うとき。


それが本当に自分のリズムに合っているなら、取り入れる価値があります。



一方で、


「みんながやっているから」


「なんとなく良さそうだから」


という理由がメインになっていると、いつのまにか小さな無理が積み重なっていくこともあります。



他人の物差しは、素敵なヒントとして参考にしつつ、


自分の暮らしそのものを測るときは、


少し脇に置いておけると心がラクになるかもしれません。




3 | 2つの質問だけでわかる、本音の仕分けワーク


ここで、今の自分の選択を仕分けるための簡単なワークをご紹介します。


最近「良い」と感じたもの・していることを3つほど思い浮かべてみてください。


それぞれについて、次の2つの質問を自分に向けてみましょう。




  • ① それをしているとき、心から「心地いい」「楽しい」と感じているか


  • ② それをやめたとしても、自分の中に「もったいない」という気持ち以外の"寂しさ"は残るか




①にYES、②にもYESが多いものほど、それは本当に自分にとって"良いもの"かもしれません。



一方で、①はなんとなくYESなのに、②が「特にない」と感じるものがあれば、


それは"良さそうに見えるから"続けているものなのかもしれません。



正解・不正解を決めるためのワークではなく、自分の感覚を一度言葉にしてみるためのものです。


答えがすぐに出なくても、それ自体が大切な気づきにつながっていきます。




4 | センスって何?



こうして見てみると、センスとは、


特別な才能やおしゃれさのことだけを指すのではなく、


「これは自分にとって良いもの」と「これは良いとされているもの」を


静かに見極める力なのだと思います。



Week1で見つけた小さな違和感に「気づく」ことができたなら、次はその違和感の正体を、こうして少しずつ「見極めて」いく。


この積み重ねが、自分らしいの土台になっていきます。




まとめ


センスを養おうとするほど、人間の心理的に、


周りの"良さそうなもの"を早くキャッチして、自分のものにしようとします。


それはとても素敵な感性です。



だからこそ、時々「これは本当に私がいいと思っているのかな?」と、自分にそっと問いかける時間を持ってみてください。



他人の物差しを否定する必要はなく、ただ、自分の物差しがどこにあるかを知る。



次回は、この「見極めた"好き"」を、実際の暮らしにどう活かしていくか、というテーマでお届けします。


自分だけの物差しを、少しずつ育てていきましょう。



 
 
 

コメント


bottom of page